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カスタマーレビュー
おすすめ度:
素直な生き方に共感
(2008-09-03)
幼い頃からの仲間だった4人は高校最後の思い出に、浅間山に登りました。その時起きた友の事故死によって、残された3人の31年間のラブストーリーが綴られている。3人共「あの時自分が・・・」という思いに押しつぶされそうになりながら、それぞれが年を重ねて大人になっていく姿に共感した。また、恋愛だけじゃなく、家族の愛、家族のしがらみ、家族との関わり方にも悩み、葛藤しながら生きていく様子も描かれている。ラストだが、一般的には受け入れがたい内容だと思うが、同じ痛みを共有してきた3人だから、そして、素直に自分と向き合ってきた3人だからこそ、友情も愛情も超えた関係になれたのだと思う。読み終えた後は、カバーになっている写真のように、すがすがしく、あたたかい気持になれた作品だった。
年を取るのも悪くない
(2008-05-22)
浅間山への登山の途中、仲間の1人が事故死。
恋に青春に、そして夢に一番輝いていた時期に起こったその悲劇は
残された3人の人生に大きな影を落とす。
「もし自分があの時・・・」とやり場のない後悔を抱えて生きることになる3人。
この物語は残された3人の31年間を描きます。
贖罪・・・。
3人は恋なんて言葉では片づけられないほどのつながりをもつ。
大切な人を亡くすと、楽しさや喜びさえも悲しみにつながる。
人生の喜びのすべてに対して後ろめたさを抱く。
けど、3人の生き方、私は間違っているとは思わないし、むしろ好き。
最後は嫉妬も遠慮もなく、思うがままの選択をできるほどになった3人はすがすがしい。
年を取らないとわからないこと、選べないこともある。
年を重ねるのも悪くはないと思える作品だった。
人生の選択
(2008-02-11)
相変わらずこの作家の文章は読みやすく、まるで連ドラのDVDを観るかのごとく、すらすらとラストまで引っ張って行ってくれます。
18歳、29歳、37歳、49歳と、30年にわたる壮大な恋愛ドラマ。一人の青年の死によって、別々の人生を余儀なくされた3人の男女。最後に訪れる安らかな関係。
過去を引きずり、決して順風満帆とはいえない中で訪れる偶然の再会や、残酷な運命。当初の英治の死についての償いというテーマからは、中盤以降離れていってしまっている感が否めませんが、「もしあの時ああしていれば…」というちょっとした岐路の選択が、その後の人生を大きく変えて行ってしまうという展開は、40代をこえた読者にはわが身に引き寄せて共感する部分も多いことでしょう。
重松清の「カシオペアの丘で」も似た感じの作品でした。男性版、女性版、という観点の違いでしょうが、私はこちらのほうがしっくりきました。
紆余曲折な人生は…
(2007-11-15)
主人公たちはものすごい苦労をして生きていますが、平和に楽に暮らすのと、一体どちらが幸せなのかな?って思いました。3人の主人公それぞれに、そのたびごとに感情移入して読みました。想像以上に読みごたえがありました。
心が洗われるようでした
(2007-10-22)
二日間で一気に読みました。
読んでいる間、私自身も登場人物4人と一緒に
長い長い「時間の旅」をしているような気分に……。
最初の20ページくらいは各キャラクターの説明が多すぎてあまり面白くなかったのですが、
相関関係が大体わかってきてからは、やめられくなりました。
ラスト50ページは大泣きでした。
でも読んだあと、自分にもエネルギーがわいてきました。
男同士の友情・女同士の友情としての「愛」、家族の愛、そして男女の愛。
この物語の最も大きなテーマは「愛」です。それを唯川さんらしく、
ところどころドロドロした要素も含みながら、しっかりと伝えています。
「人生、このままでいいのかな?」と思っている20代後半〜40代の人には、ぜひ読んでほしいです。
おすすめ度:
素直な生き方に共感
幼い頃からの仲間だった4人は高校最後の思い出に、浅間山に登りました。その時起きた友の事故死によって、残された3人の31年間のラブストーリーが綴られている。3人共「あの時自分が・・・」という思いに押しつぶされそうになりながら、それぞれが年を重ねて大人になっていく姿に共感した。また、恋愛だけじゃなく、家族の愛、家族のしがらみ、家族との関わり方にも悩み、葛藤しながら生きていく様子も描かれている。ラストだが、一般的には受け入れがたい内容だと思うが、同じ痛みを共有してきた3人だから、そして、素直に自分と向き合ってきた3人だからこそ、友情も愛情も超えた関係になれたのだと思う。読み終えた後は、カバーになっている写真のように、すがすがしく、あたたかい気持になれた作品だった。
年を取るのも悪くない
浅間山への登山の途中、仲間の1人が事故死。
恋に青春に、そして夢に一番輝いていた時期に起こったその悲劇は
残された3人の人生に大きな影を落とす。
「もし自分があの時・・・」とやり場のない後悔を抱えて生きることになる3人。
この物語は残された3人の31年間を描きます。
贖罪・・・。
3人は恋なんて言葉では片づけられないほどのつながりをもつ。
大切な人を亡くすと、楽しさや喜びさえも悲しみにつながる。
人生の喜びのすべてに対して後ろめたさを抱く。
けど、3人の生き方、私は間違っているとは思わないし、むしろ好き。
最後は嫉妬も遠慮もなく、思うがままの選択をできるほどになった3人はすがすがしい。
年を取らないとわからないこと、選べないこともある。
年を重ねるのも悪くはないと思える作品だった。
人生の選択
相変わらずこの作家の文章は読みやすく、まるで連ドラのDVDを観るかのごとく、すらすらとラストまで引っ張って行ってくれます。
18歳、29歳、37歳、49歳と、30年にわたる壮大な恋愛ドラマ。一人の青年の死によって、別々の人生を余儀なくされた3人の男女。最後に訪れる安らかな関係。
過去を引きずり、決して順風満帆とはいえない中で訪れる偶然の再会や、残酷な運命。当初の英治の死についての償いというテーマからは、中盤以降離れていってしまっている感が否めませんが、「もしあの時ああしていれば…」というちょっとした岐路の選択が、その後の人生を大きく変えて行ってしまうという展開は、40代をこえた読者にはわが身に引き寄せて共感する部分も多いことでしょう。
重松清の「カシオペアの丘で」も似た感じの作品でした。男性版、女性版、という観点の違いでしょうが、私はこちらのほうがしっくりきました。
紆余曲折な人生は…
主人公たちはものすごい苦労をして生きていますが、平和に楽に暮らすのと、一体どちらが幸せなのかな?って思いました。3人の主人公それぞれに、そのたびごとに感情移入して読みました。想像以上に読みごたえがありました。
心が洗われるようでした
二日間で一気に読みました。
読んでいる間、私自身も登場人物4人と一緒に
長い長い「時間の旅」をしているような気分に……。
最初の20ページくらいは各キャラクターの説明が多すぎてあまり面白くなかったのですが、
相関関係が大体わかってきてからは、やめられくなりました。
ラスト50ページは大泣きでした。
でも読んだあと、自分にもエネルギーがわいてきました。
男同士の友情・女同士の友情としての「愛」、家族の愛、そして男女の愛。
この物語の最も大きなテーマは「愛」です。それを唯川さんらしく、
ところどころドロドロした要素も含みながら、しっかりと伝えています。
「人生、このままでいいのかな?」と思っている20代後半〜40代の人には、ぜひ読んでほしいです。
